大竹正博

大竹厩舎調教師 大竹正博

平成10年、調教助手として美浦・萩原清厩舎に所属。 以後、平成20年3月の調教師免許取得までの間、エクササイズライダー兼アシスタントトレーナーとして活躍。

平成21年3月に自身の「大竹厩舎」を開業。
2012年5月
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2012.5.4. 2度の骨折後の勝利

福島500万2000m芝


2度にわたる前膝の骨折。

それを乗り越えた末に3勝目を飾ったマイネノーブレス。





骨折により長い休養を強いられたものの、その間メンタルの成長を醸成する時間にもなったことが勝った要因の一つと考えています。

以前はトレセンではピリピリしたところが目立ち飼葉食いがあまりいい方ではありませんでした。
しかし2度目の骨折明けからは余計なこともせず落ち着いて調教をこなしてくれ、食欲も良く、前走の福島から中1週で再び同競馬場に輸送しても馬体重は減りませんでした。

しかも今回のレース後もいたって元気なようにこれまでのブランクを取り戻すくらいの勢いです。


追われて渋い脚質から上の条件でも活躍してくれると思っています。











2012.4.20. 大味な競馬

中山500万1200mダート


キーンランドエイプリルセール出身のソンガヴァッツォ。

トレーニングセール出身ということで早い時期から走るものと期待されてたのですが、
デビュー戦は3歳9月の限定未勝利戦。いわゆる”スーパー未勝利”戦が彼の初舞台。
一発勝負のレースということで、考えられることを全てつぎ込んで望んだ一戦でしたが、流石に最後は既走馬にさされて2着。


その後、中央再転入のためのノルマの2勝をあげるため地方競馬に移籍。
そこで順調に星を重ね、また中央の舞台に。


母系も種馬も短距離血統のせいかスピードを制御し辛い面を見せ出してきたのでこのレースまでじっくり調整してきました。

行くつもりはなかったものの、楽に鼻を奪い4コーナーでは後続を引き離し最後は詰め寄られるものの1着でゴール。





デビュー戦と同様荒々しい競馬になってしまったことは能力の高さを証明するに十分な材料であるとともに今後の課題になりそうです。







2012.4.13. 実はまだまだ身が入ってません

福島未勝利1200m芝

昨年の札幌デビューの時は一週前追い切りで豪快な動きを披露したペニーウエイト。
間違いなく新馬勝ちできるだろうと送り出したものの、持ち前のスピードを制御することができず失速して4着。

勝つのにここまでかかるとは正直思いませんでした。





ただ、初勝利まで時間がかかった理由が考えられないというわけではありませんでした。

しっかりしたフレームは持っていてもそのフレームをつなぎ合わせるネジが緩んだ状態と例えれば理解してもらえるでしょうか、パワーが上手く伝わらない印象を受けさせる体をしているのです。

逆にそれだけまだ伸びしろがあるとも言えます。


ちょっと時間をいただくかもしれませんが、
次走までにはしっかりネジのしまったペニーウエイトをお見せしようと思います。











2012.4.6. 勝つときはあっさり

中山500万2400mダート


勝てそうで勝てない競馬が続いてたのに、勝つ時はあっさり。

5馬身差をつけて完勝したローレルキングダム。





道中はポツンと最後方を進み、向正面に入ると一気に捲って先頭に。

終いがいつもあまくなるのに大丈夫なんだろうかと心配するも、後続を引き離す一方の派手な競馬。


田中勝ジョッキーに聞くと
“あれは捲りじゃなくて、リズムを崩さず走らせたら先頭になっちゃっただけで俺なんにもしてないよ”と彼らしいコメント。

この日は台風並みの強風が吹き荒れる一日。

向正面では前を行く馬達が強い向かい風に煽られて一気にペースダウン。そこををすかさず進出したということらしい。


鞍上の好判断が勝利へと導いた一戦だったようです。










2012.3.31. “競馬に絶対はある”と信じて望んだ一戦

中山1000万1800mダート 利根川特別


昨年末、前走1着入線したものの失格。


今回その後のレースということであの鬱憤を晴らす一戦と考えてた方は多いと思います。

ただヒラボクマジックには関係のない話。

前走後放牧に出し、年明けの中山開催に照準を合わせてすぐに帰厩。

出走できるレベルにあったものの満足のいく状態ではなかったので再び放牧。

早くこのトンネルを抜けたいという気持ちがない訳ではなかったものの、やはり状態を最優先にと、ここまで待つことしました。

その甲斐あってか、前走と同じように大外を豪快に伸び1着。





失格の裁決後、不服申し立てをしたこともあり一躍有名になったヒラボクマジック。


場外戦で記憶に残る馬としてだけではなく、今後はレースで覚えてもらえる馬に成長するよう育てていきたいと考えています。








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